菜根譚1「山林の楽しみを談ずる者は」の原文・現代語訳
菜根譚1 「山林の楽しみを談ずる者は」の原文・現代語訳を記載します。原文 | 現代語訳 |
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談山林之樂者、未必眞得山林之趣。厭名利之談者、未必盡忘名利之。 | 山林の楽しみを談ずる者は、未だ必ずしも真には山林の趣を得ず。二名利の談を厭う者は、未だ必ずしも尽くは名利の三情を忘れず。 |
菜根譚1「山林の楽しみを談ずる者は」に出てくる言葉の意味
- 山林田舎。退官して、田舎に閑居する。
- 名利名声利欲。
- 情こころ。念慮。
菜根譚1「山林の楽しみを談ずる者は」解説
都会を離れた田舎暮らしの楽しみを、こと新しく話す者は、まだ、ほんとうには田舎暮らしのおもむきを会得している者とはかぎらない。また、ことさら名利の話を聞くことをきらう者は、まだ、全くは名利を求める心を忘れ去っている者とはかぎらない。(前者には風流をてらう臭みがあり、後者には高尚をてらう臭みがある)。【菜根譚】今日の名言
菜根譚後集(名言・要約)

















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