菜根譚6「疾風怒雨には」の原文・現代語訳
菜根譚6「疾風怒雨には」の原文・現代語訳を記載します。
原文 | 現代語訳 |
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疾風怒雨、禽鳥戚戚。霽日光風、草木欣欣。可見、天地不可一日無和氣、人心不可一日無喜神。 | 疾風怒雨には、禽鳥も戚々たり。霽日光風には、草木も欣々たり。一見るべし、天地は一日も和気なかるべからず、人心は一日も二喜神なかるべからず。 |
菜根譚6「疾風怒雨には」に出てくる言葉の意味
- 見るべし(可見)してみると。語気の上から返読せず先に読む。
- 喜神喜び楽しむ気持。
菜根譚6「疾風怒雨には」解説
暴風豪雨の日には、非情の小鳥までも憂え恐れて悲しげである。(これに反して)、天気晴朗で穏やかな風の日には、草木も生き生きとして喜んでいるようである。してみると、天地には一日たりとも和気がなければならない。(これと同じく)、人の心にも一日たりとも喜び楽しむ気持がなければならない。
菜根譚前集(名言・要約)




















































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