菜根譚16「寵利は人前に居ることなかれ」の原文・現代語訳
菜根譚16「寵利は人前に居ることなかれ」の原文・現代語訳を記載します。原文 | 現代語訳 |
---|---|
寵利毋居人、德業毋落人後。受享毋踰分外、修爲毋減分中。 | 寵利は一人前に居ることなかれ、徳業は人後に落つることなかれ。受享は分外に踰ゆることなかれ、修為は分中に減ずることなかれ。 |
菜根譚16「寵利は人前に居ることなかれ」に出てくる言葉の意味
- 人前、人後他人より先に取る。他人に遅れを取る。李白の詩に「気岸は遙かに豪士の前に凌ぎ、風流は敢えて他人の後に落ちんや」(流夜郎贈辛判官)とある。
菜根譚16「寵利は人前に居ることなかれ」解説
人から受ける恩恵は控えめにして、他人より先に取ろうとしてはならない。しかし人のためになる徳業は進んで行ない、他人に遅れを取ってはならない。また、人から受け取る物は、もらうべきであっても分相応を越えてはならない。しかし自分のなすべき行為は、分相応をへらすことなく、より以上に努力しなければならない。菜根譚前集(名言・要約)




















































【菜根譚】今日の名言