菜根譚15「友に交るには」の原文・現代語訳
菜根譚15「友に交るには」の原文・現代語訳を記載します。原文 | 現代語訳 |
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友、須帶三分俠氣。作人、存一點素心。 | 友に交るには、須らく三分の俠気を帯ぶべし。人と作るには、一一点の素心を存するを要す。 |
菜根譚15「友に交るには」に出てくる言葉の意味
- 一点の素心一点の純粋な心。「一点」は三分に対し、「少なくとも一点は」の意で、「すこし」の意ではない。「素心」は本心。陶淵明の詩に「ただ願わくは桑麻成りて、蚕月には紡績するを得ん、素心正にかくの如し、径を開いて三益を望む」(帰園田居)とある。
菜根譚15「友に交るには」解説
友人と交わるには、利害打算からでなく、少なくとも三分がたの義俠心を持ち合わせていなければならぬ。また、ひとかどの人物となるには、世俗に流されるのではなく、少なくとも純粋な一点の本心は残しておかねばならぬ。菜根譚前集(名言・要約)




















































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