菜根譚47「吉人は作用の安祥なるを」の原文・現代語訳
菜根譚47「吉人は作用の安祥なるを」の原文・現代語訳を記載します。原文 | 現代語訳 |
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吉人無論作用安祥、卽夢寐神魂、無非和氣。凶人無論行事狼戾、卽聲語、渾是殺。 | 吉人は一作用の安祥なるを論ずるなく、二即ち夢寐神魂も、和気にあらざるはなし。凶人は行事の狼戻なるを論ずるなく、即ち声音三咲語も、渾てこれ殺機なり。 |
菜根譚47「吉人は作用の安祥なるを」に出てくる言葉の意味
- 作用日常の動作。たちいふるまい。
- 即ち(即)たとえでも。
- 咲語笑い声。「咲」は笑の古字。
菜根譚47「吉人は作用の安祥なるを」解説
吉人というものは、日常の動作が安らかで静かであることはいうまでもなく、たとえその眠りも魂までも、それこそ和気に満ちて安心そのものである。(これに反して)、凶人というものは、日常の行為がねじけてあくどいことはいうまでもなく、たとえその声音も笑い声までも、それこそすべてとげを含んでいて油断ができない。菜根譚前集(名言・要約)




















































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