菜根譚13「径路の窄き処は」の原文・現代語訳
菜根譚13「径路の窄き処は」の原文・現代語訳を記載します。原文 | 現代語訳 |
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徑路窄處、留一步與人行、滋味濃的、減三分讓人嗜。此是涉世一極安樂法。 | 径路の窄き処は、一歩を留めて人の行くに与え、滋味の濃やかなる的は、三分を減じて人の嗜むに譲る。二これは是れ世を渉る一の極安楽の法なり。 |
菜根譚13「径路の窄き処は」に出てくる言葉の意味
- 径路こみち。「径」はこみち。論語に「行くに径に由らず」(雍也)とある。
- これは是れ(此是)これこそである。
菜根譚13「径路の窄き処は」解説
狭い小みちのところでは、まず自分が一歩よけて、相手を先に行かせてやり、またおいしい食べ物は、自分のを三分がたへらして、相手に譲り充分に食べさせてやる。一歩を譲り三分をへらして与えるという、このような心がけこそ、世渡りの一つの極めて安楽な方法である。菜根譚前集(名言・要約)




















































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