菜根譚49「福は事少なきより」の原文・現代語訳
菜根譚49「福は事少なきより」の原文・現代語訳を記載します。原文 | 現代語訳 |
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福莫福於少事、禍莫禍於多心。唯苦事者方知少事之爲福、唯心者始知多心之爲禍。 | 福は事少なきより福なるはなく、禍は一心多きより禍なるはなし。唯だ事に苦しむ者のみ、二方めて事少なきの福たるを知り、唯だ心を平らかにする者のみ、始めて心多きの禍たるを知る。 |
菜根譚49「福は事少なきより」に出てくる言葉の意味
- 心多き気が多い。
- 方めてやっと。
菜根譚49「福は事少なきより」解説
人生における幸いは、何よりもできごとが少ないことほど幸いなことはないし、災いは、何よりも気が多いことほど災いなことはない。ただ、平生、できごとの多いのに苦労している者だけが、はじめて、無事平穏なのが幸いであることを悟り、また、平素、心を平静にするように心掛けている者だけが、はじめて、気の多いのが災いのもとであることを悟っている。菜根譚前集(名言・要約)




















































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